犬用ワクチンの不具合に伴う自主回収と、それに対する当院の対応についてのお知らせ2
2016年11月初旬に「株式会社微生物科学研究所」で製造された犬用のワクチンが製造工程の不具合により自主回収となり、当院では該当のロットのワクチンを接種した動物へのワクチンの再接種を実施してきました。ところが、2017年8月「株式会社微生物科学研究所」において再度の不祥事が発覚しました。ワクチン出荷前に行う検査データを改ざんしており、ワクチンの有効性を証明できないとのことです。このことから、該当ワクチンは接種しても、病原体に対して十分な効果が得られるか不明であり、効果の無いものとして扱う必要があります。特に前回の不祥事で再接種を行った方には大変申し訳ありませんが、再度の再接種をお願いしたいと思います。該当のワクチンを接種した飼い主様へ順番にご連絡差し上げますので、無料でのワクチン再接種にご協力くださるようお願い致します。